【金時山・明神ヶ岳】富士山の絶景を楽しむ!コースやアクセス・実際に登った様子を紹介【山とカメラ Vol.7】
箱根外輪山で人気のある金時山・明神ヶ岳。
富士山や箱根の景色を堪能できる名峰として知られています。
新宿から高速バスが出ていたり電車移動も可能で、首都圏からのアクセスも抜群です。
- 金時山と明神ヶ岳の特徴・オススメの季節
- 金時山と明神ヶ岳のアクセス・オススメコース
- 著者が実際に登ってきた活動内容と感想(写真メイン)
金時山と明神ヶ岳の紹介や、筆者が実際に登ってきた活動の紹介をします!
週末の日帰り登山にもってこいの山です!
金時山・明神ヶ岳の特徴とオススメの季節
金時山はどんな山?
金時山は箱根外輪山の1峰で、標高1,212mの山です。日本三百名山にも数えられます。
箱根山の北西部に位置しており、富士山の絶景が有名な山です!
アクセスも良く比較的登りやすい山ながら景色を楽しめるため非常に人気を集めている山です。
帰りに箱根温泉に寄れるのも、大きなポイントです!
明神ヶ岳はどんな山?
明神ヶ岳は金時山と同じく箱根外輪山の1峰、1,169mの山です。
箱根山の北東部に位置する山で、富士山はもちろん丹沢山地・相模湾が見渡せます。
広々とした山頂で360°のパノラマを楽しめる、展望が魅力的な山です!
金時山・明神ヶ岳のオススメの季節は?
金時山・明神ヶ岳は年中通して人気の山で、特にオススメな季節は以下になります。
- 4月・5月:麓のツツジや桜
- 10月・11月:金時山の紅葉
特に紅葉の季節は山全体が秋色に染まります。
アクセスの良さも相まって10~12月はかなりの登山客で賑わいます!
金時山・明神ヶ岳のアクセス・オススメコースは?
金時山・明神ヶ岳へのアクセス
金時山からのスタートであれば「金時神社」からがオススメ。
新宿バスタから高速バスが出ているため、非常にアクセスが良いです!
金時山から明神ヶ岳まで縦走する方はスタート・ゴールの場所が異なるのでバス・電車がオススメです。
なお下山後の夕方前にバス・電車で帰る際に注意点があります。
特に土日のバスは満席のため乗車を断られることもしばしば…
帰りの時間は予定より遅れることを視野に入れておくと良いかもしれません。
登山後に温泉に入ったり観光するのもアリですね!
金時山・明神ヶ岳のオススメコース
ここからは金時山・明神ヶ岳のオススメコースを2つ紹介します!
①金時神社発 金時山往復コース
金時神社を起点とした金時山の往復コースです。
片道1時間半と短めなタイムで富士山がドーンと見える景色を楽しめます!
登山初心者や体力に自信のない方にオススメなコースです!
②金時神社発 金時山・明神ヶ岳縦走コース
金時神社〜金時山までは同じですが、その後に隣の明神ヶ岳まで縦走するコースです。
距離は11キロ、コースタイムも6時間半ほどと健脚向けとなっています!
見晴らしの良い矢倉沢峠の縦走路が非常にオススメな景色です!
金時山と明神ヶ岳に登ってきた!活動と撮った写真を紹介
オススメコースでも紹介した、金時山・明神ヶ岳縦走コースに行ってきました!
半年ほど前の2022年8月にも同コースをソロで登ったのですが、天気で惨敗…
今回はそのリベンジ登山として再びソロで登ってきました!
以下が実際に登ってきたYAMAPのデータです!
リベンジの金時山・明神ヶ岳 / Kohさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
本日のカメラ
CanonからSONYへ乗り換え後の登山ということで、α7RVの初陣でした!
6100万画素でどれほど解像感高く自然風景が撮れるのか、楽しみで仕方がないです!
カメラメーカー乗り換えの話については以下記事をどうぞ!
金時神社からスタート 最初は緩やかな坂道
高速バスを利用して新宿駅から金時神社バス停まで移動。
前回登った時とは真逆の晴天で一安心しながら登り始めます。
バス停からすぐのところに金時神社があります。
神社の横に敷かれている道路を通ると山道に入りスタートです。
序盤は林道を通る感じで、坂も緩やかで登りやすい道です。
快晴ということもあり、登山日は3月ながらも暑い!
山頂以外は上に着ていたソフトシェルを脱いで半袖で登りました。
急斜面を登りながら箱根の景色を楽しむ
登り始めておよそ1時間ほどで分岐点に到着。
右に行けば明神ヶ岳、左に進めば金時山に向かいます。
ここから山頂まではおよそ20分ですが、斜度も大きくなります。
箱根外輪山ということもあり、箱根の街を一望できる景色が広がっています。
疲労が溜まってきたら足を止めて周囲を見回してみましょう!
前回登った時はガスで真っ白だったので「こんなに景色良かったんだ…」と感動しました笑
山頂付近になると雪の溶け残りがあるところがちらほら。
軽アイゼンを着けるほどでもないですが、地面がぬかるんでいる箇所もありました。
3月の残雪期は、やはりぬかるみに悩まされやすい季節のようですね…
金時山山頂からの富士山絶景!
分岐からおよそ20分、金時山の山頂に到着!
富士山、くっきり見える…!!
さすが富士山が見える山として有名なだけあります!
これまで陣馬山や塔ノ岳で富士山を見てきましたが、金時山からの景色も最高です!
塔ノ岳は山頂までの道のりがキツめな難易度ですが、
金時山は易しめな登山道でありながらこの景色です!
登山初心者の方に「手軽に絶景を楽しめる山」として推せそうです!
金時山には茶屋があり、トイレも利用可能です(100円)。
今回は縦走のため、休憩は短めにして次の山に向かいます。
長い縦走路と矢倉沢峠道の羨望
先ほど通った分岐点まで戻り、明神ヶ岳までの縦走路を歩きます。
金時山から明神ヶ岳まで6キロという長い道を行くことになるので、休憩しながら進みます。
明神ヶ岳までの縦走が健脚向けと言われる理由ですね。
ロングコースではあるものの、それに見合う抜群の景色を見せてくれます!
分岐からすぐに見えてくる矢倉沢峠の道です!
山の中に開かれた登山道が筋のように走っているのが見えます。
山の自然風景と登山道を上から見下ろせる山はなかなかありません!
今からこの道を通るんだな…という高揚感が生まれます!
矢倉沢峠の登り始め付近。
山に走る縦走路と青色の空が非常に映えて写ります。
峠を登る途中に振り返ると、先程登った金時山の姿。
矢倉沢峠を越えた後は緩やかな登りが中心。
山が見せる景色も大きく変化していきます。
明神ヶ岳までは長いので、適宜休憩を取りながら進んでいきましょう。
金時山と明神ヶ岳の中間あたりには火打石岳という山があります。
縄文時代に火打石の材料となる玄武岩が採掘されたのでその名がついたとか。
ルートから少し外れた場所にあるので、今回はスルーしました。
縦走路の終盤になると景色が開け、明神ヶ岳が姿を現します。
山頂付近は金時山と同じく雪の溶け残りがあるため、ぬかるみに注意して進みます。
明神ヶ岳山頂!
金時山から140分ほどで明神ヶ岳に到着。
こちらからも富士山の景色が望めます!
明神ヶ岳についた頃の時間には富士山に雲がかかり始めていました。
雲一つない景色も良いですが、雲があることでその時しか見れない富士山になるのも面白みがあります!
何度も登って色んな富士山の姿を見るのも良いですね!
山頂で昼食を済ませたら下山を開始。
宮城野バス停近くにある明神ヶ岳登山口を目指します。
明神ヶ岳山頂から1000m越えの下り道になります。
山道をしばらく下ると別荘地の横を通る道へ。ここまで来たらゴール手前です。
距離は11km、登山スタートから6時間でゴール!
れっきとした健脚向けコースです!かなり疲れた…
帰りはバスが非常に混んでいたため、途中で箱根登山鉄道に乗車。
今回は宮ノ下駅→箱根湯本駅→小田原駅の順で戻りました。
同コースの帰りで電車利用なら、強羅駅がゴール地点に近いためオススメです!
まとめ:週末に富士山と箱根の景色を楽しもう!
今回は箱根外輪山の金時山と明神ヶ岳を紹介しました。
首都圏からのアクセスが非常に良いこと、富士山や箱根の町を始めとした景色が楽しめるところがこの山の魅力です。
登山経験の浅い方や体力に自信のある方それぞれに合うコースも用意されています!
週末は箱根の山を堪能してみてはいかがでしょうか!
今回は、以上!!