山とカメラ

【赤城山(黒檜山)】山頂から見える雪景色が綺麗すぎた・・・【山とカメラ Vol.6】

komaru_blog

群馬県を代表する日本百名山・赤城山

駐車場が広くバスも出ているためアクセスは非常に良い上に、

1年を通じて季節ごとの絶景を気軽に楽しむことができる日本百名山です。

特に今回見れた冬の雪景色は最高で、コースとしても初雪山の方にオススメできます!

この記事でわかること
  • 赤城山の特徴・オススメの季節
  • 赤城山のアクセス・オススメコース
  • 著者が実際に登ってきた活動内容と感想(写真メイン)
こんな人にオススメの山
  • 初めての雪山に行ってみたい人
  • 体力的に優しめの登山に行きたい人
  • 手軽に絶景を楽しみたい人

赤城山の紹介や、筆者が実際に登ってきた活動の紹介を行います!

Koh
Koh

感動した山頂の景色も含め、写真を中心に活動内容を紹介します!

赤城山の特徴・オススメの季節

赤城山はどんな山?

群馬県前橋市・渋川市・沼田市・桐生市・みどり市にまたがる赤城山。

複数の山々が連なる復成火山であり、妙義山・榛名山と並ぶ上毛三山の一座です。

そして赤城山にある山々の最高峰が、標高1,828mの黒檜山(くろびさん)となります。

Koh
Koh

「赤城山に登る=黒檜山に登る」というイメージが強いです!

赤城山のオススメの季節は?

赤城山登山にオススメの季節は以下になります。

  • 4〜6月:初夏に咲くツツジの季節
  • 10月:最も賑わう紅葉シーズン
  • 12〜2月:雪化粧の山が印象的な季節

四季を通じて様々な姿を見せてくれる山です。

一番人気は紅葉の時期。一面の紅葉と湖の掛け合わせは赤城山ならではの景色です!

また冬の時期には樹氷や雪山の景色が楽しめます!

Koh
Koh

易しめなコースが多く、雪山登山の入門としてもオススメです!

山上湖の大沼も見どころ!

赤城山には湖が点在しており、中でも最も大きな大沼は赤城山スポットの1つです。

夏や秋は山上湖としての鑑賞、冬は凍結するのでワカサギ釣りが可能です!

大沼の上で撮影

赤城山のアクセス・オススメコースは?

赤城山へのアクセス

多くの登山客にとってスタート地点となるのは「あかぎ広場」です。

前橋駅からバス移動が可能で、駐車場も広いためマイカーで向かうこともできます。

  • 【マイカー移動】駐車場の情報
    • 駐車台数
      • 赤城公園ビジターセンター:約100台
      • おのこ駐車場:約100台
      • 赤城神社駐車場:約70台
      • 他にも登山口付近などに駐車場あり
    • 駐車料金:無料
  • 【バスで移動】
    • 前橋駅よりバスで75分
      • 料金:1500円
    • 道の駅ふじみよりバスで50分
      • 料金:1200円

出典:関越交通

もし冬季にマイカーで雪山を走れない場合は、道の駅ふじみに車を停めてからバス移動すると良いです。

Koh
Koh

道の駅ふじみの近くに「富士見温泉 見晴らしの湯」があるため帰りがけに温泉に入れます!下山後に温泉に入れるのは嬉しいですね!

赤城山のオススメコース

先ほど紹介したあかぎ広場を起点とする黒檜山・駒ヶ岳の周回コースがオススメです。

登山道は緩やかな坂が続くため、難易度としては初級のコースです。

登山初心者の方でも手軽に楽しめるオススメコースとなっています!

黒檜山・駒ヶ岳周回コース

あかぎ広場→黒檜山登山口→黒檜山山頂→黒檜山好展望→駒ヶ岳→駒ヶ岳登山口

距離:5.0km

累積標高:560m

コースタイム:3時間33分

赤城山に登ってきた!活動と撮った写真を紹介

オススメルートでも紹介した、黒檜山・駒ヶ岳周回コースに行ってきました!

登山ルート

あかぎ広場→黒檜山登山口→黒檜山山頂→黒檜山好展望→駒ヶ岳→駒ヶ岳登山口

距離: 4.1km

累積標高: 553m

タイム:3時間56分 (うち休憩時間:1時間46分)

今回は私を含めて6人での登山です。

以下が実際に登ってきたYAMAPのデータです!ぜひ参考にしてみてください!

【赤城山】初の雪山登山! / Kohさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

本日のカメラ

  • カメラ:EOS R6
  • レンズ:
    • RF24-105mm F4 L IS USM
    • RF70-200mm F4 L IS USM
EOS R6 + RF24-105 F4 L

標準ズーム1本のスタイルが多いのですが、今回は望遠レンズも持っていきました。

今回の登山で、人物を撮影する際には望遠が良いなと感じるシーンがいくつかありました!

Koh
Koh

シーン別で登山に向いているレンズについて、別記事にまとめてみようと思います。

雪景色の世界へ!

富士見温泉 見晴らしの湯に駐車し、9時頃発のバスに乗車。

赤城山へ向かう人が非常に多く、臨時バスが出ていました。

バスの中は満席

あかぎ広場前に10時頃到着。

私自身初めての雪山登山であり東京住まいなので、雪の景色が非常に新鮮。

真っ白な光景にワクワクしました!

おのこ駐車場 各自ここでトイレを済ませます

黒檜山登山口を目指して、最初は車道の横を歩きます。

左手に広がる一面凍った大沼!ワカサギ釣りをされている方が沢山いました!

大沼 朝から氷上でワカサギ釣りをする方々がいらっしゃいました

しばらく歩いて登山口に到着。ここからはアイゼンを装着します。

雪山はアイゼン・チェーンスパイクが必須。Amazonなどでも購入できます。

Jetika アイゼン 28本爪
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黒檜山登山口 皆さんチェーンスパイクやアイゼンを着けています
いざ初めての雪山へ!

登山口から山頂へ。白の景色を楽しみながらゆっくり登る

黒檜山山頂まではおよそ1km、高さは350mほどを登ります。

体力的には初心者に向いている赤城山ですが、序盤は意外と斜度がキツめでした。

Koh
Koh

積もった雪の影響で斜度が大きく感じられたのかも?

滑らないよう斜面をゆっくり登る

都度休憩を取る際、大きく広がる大沼の湖が見えます。

休憩がてらに雪化粧の景色を楽しみながら登れるのが醍醐味ですね!

地蔵峠の電波塔をバックに、冬の大沼が広がる

今回撮りたかった写真として樹氷があったのですが、残念ながら綺麗な樹氷は見られず。

当日以前の気温や風などの条件が良ければ見れたのかもしれません。

Koh
Koh

自然の景色は運が絡んでくると、いつも感じさせられます…

枝先まで綺麗に付着した針葉樹はあまり見られず

道中には遭難時のためのポイントが点々と貼られていました。

もしもの時のためにすぐ救援に向かえるようになっているようです。

前橋の消防局の方々に感謝

ここでカメラのレンズを標準→望遠にチェンジ。

広々とした構図は撮れないものの、少し離れたところにいる同行者を撮影する際に役立ちました。

ボケ感もちょうど良い程度で出てくれます。

Koh
Koh

山で人を撮りたい場合は望遠レンズが非常に役立ちますね!

赤城山最高峰・黒檜山の山頂!景色の良さが半端ない

およそ50分ほどで黒檜山山頂に到着!

赤城山の看板が立ててありました。

インスタやTwitterでよく見るやつ!

その後の昼食は看板にも書いてある「絶景スポット」で取ることに。

2分ほど移動すると・・・

むっっちゃ景色が良き!!

絶景スポットと呼ばれるだけの景色でした!

実際に山頂まで行って肉眼で見ることで堪能できる絶景だと感じました。

写真・動画では伝わらないものがあるので、皆さんも登ってみることをオススメします!

Koh
Koh

写真では伝えきれない魅力があると感じたけど、どこまで自分の写真で感動を表現できるかを突き詰めていきたい…!

山頂から周囲を一望できる場所に腰掛けて、昼食を取ります。

寒い中食べたカレーめんの味は最高でした…

寒い冬の登山にはカップめんが最高です

ガスバーナーはOD缶タイプで軽量のものを使用しています。

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駒ヶ岳へ 雪山ではしゃぐ大人たち

ひとときの休憩を終えたら、黒檜山の隣にある駒ヶ岳へ向かいます。

山頂近くにある黒檜山大神

本格的な下りに入る前に、地蔵峠が見える展望スポットがあります。

見晴らし抜群の場所なので、ぜひ立ち寄ってみてください!

展望スポット

黒檜山までは上りばかりでしたが、ここからは下りメインになります。

冬の時期は滑りやすいため、慎重に進みます。

黒檜山からの下り道
下りきってから黒檜山を振り返った景色

道中には一面に広がるふかふかに積もってそうな雪。

メンバーから「雪にダイブしてみたい!」という声が上がり、やってみることに。

6人全員で雪をを相手にはしゃぎました笑

いつもとは違う、雪山ならではの登山の楽しみ方を見つけられました!

Koh
Koh

ふかふかの雪かと思いきや、結構硬かったです笑

しばし遊んだ後に移動再開。

しばらくして駒ヶ岳山頂に到着です。

黒檜山頂から1.5kmほどにある、駒ヶ岳山頂

駒ヶ岳登山口へ下山 階段が雪に埋もれていた!

ここからは駒ヶ岳登山口へ。ほぼ下り道になります。

スリップしないよう注意しながらも、写真撮影が非常に捗る景色でした。

洛陽針葉樹が描く枝先のシルエットが美しい
山を歩く人は映えますね

驚いたのは雪の積もり方。

本来は階段道だったのが、手すりのパイプまで雪で埋まり斜面になっていました。

冬の登山は登山道に大きな変化があることも、醍醐味かもしれませんね。

手すりのパイプが雪に埋もれている

駒ヶ岳山頂から下山を始めること50分、登山口に到着しました!

駒ヶ岳登山口

帰りは15時発のバスに乗車。

富士見温泉 見晴らしの湯に戻り、温泉に入って終了です。

富士見温泉
Koh
Koh

冬登山の締めに温泉に入れたのは最高でした!

まとめ:手軽に登れて絶景を楽しめる日本百名山!

今回は赤城山(黒檜山)を紹介しました。

日本百名山でありながら比較的登りやすく、四季を通じて楽しめる山です。

特に冬のシーズンでは初の雪山登山としてオススメできる山だなと登ってみて感じました!

Koh
Koh

次回は初夏・秋のシーズンに訪れてみたいです!

アクセスも良く気軽に絶景を楽しめる赤城山に、ぜひ登ってみてはいかがでしょうか!

今回は、以上!!

前回の記事はこちら
【塔ノ岳】バカ尾根と表丹沢の絶景を楽しめる山【山とカメラ Vol.5】
【塔ノ岳】バカ尾根と表丹沢の絶景を楽しめる山【山とカメラ Vol.5】
次回の記事はこちら
【金時山・明神ヶ岳】富士山の絶景を楽しむ!コースやアクセス・実際に登った様子を紹介【山とカメラ Vol.7】
【金時山・明神ヶ岳】富士山の絶景を楽しむ!コースやアクセス・実際に登った様子を紹介【山とカメラ Vol.7】
ABOUT ME
Koh
Koh
ブロガー/アウトドア写真家
25歳男性・東京住まい
カメラを構えると寝食を忘れる男

6年前にカメラを買って撮影を始めました。
使用カメラ:α7RV
被写体は主に自然風景やアウトドア。
主に登山やキャンプといった趣味と合わせて撮影を行っています。
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