【瑞牆山】奥秩父にある日本百名山。初めての1泊登山にオススメ【山とカメラ Vol.3】
初心者の状態からいくつか山を登ってきた。そろそろ1泊2日で登山してみたいけど、どこがいいんだろう?
そんな方に1つの選択肢としてオススメしたいのが、瑞牆山・金峰山です!
筆者自身、本格的に登山を始めて4ヶ月ほどでこちらの2座の縦走で初めての山泊に挑戦しました。ある程度体力のある方向けにはなりますが、筆者にとってとても良い登山となったのでオススメしております!
本記事は2日間のうちの初日に登った瑞牆山についての記事になります!
初めての1泊登山で、良かったことだけでなく注意すべきこと・失敗したことなども書いていきます!
瑞牆山の特徴・アクセス
瑞牆山は山梨県北杜市須玉町にある、標高2230mの山です。金峰山・甲武信ヶ岳とあわせて奥秩父を代表する日本百名山の1つとなっています。
奥秩父の山々の西側に位置しており、花崗岩の奇岩が特徴的でクライミングスポットとしても有名です。
多くのコースで登山口となる瑞牆山荘までのアクセスは以下になります。
瑞牆山のオススメコースは?
日帰りピストンができるオススメコースは、瑞牆山荘の登山口から富士見平小屋を中継し山頂を目指すコースです。瑞牆山ではベーシックなコースとなっております。
オススメコースはこちら(YAMAP)
その他には周回コースや縦走コースなど中級者以上の方向けのコースも存在します。体力に自信のある方はそちらに挑戦してみましょう!
今回私が初日で登ってきたコースは上記のオススメコースとほぼ同じです!
瑞牆山に登ってきた!活動と撮った写真を紹介
今回は2日間の行程で登山計画を立てました。
2日目の金峰山は次の記事で紹介しています!
以下に登ってきたYAMAPのデータを載せます。2日間の日程が分かりますので、ぜひ参考にしてみてください!
瑞牆山・金峰山 初のテント泊登山!! / こ~まるさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
なおマップはヤマノススメ巡礼マップから取りました。よくよく考えたら女子高生が瑞牆・金峰山を登るってホントすごい漫画ですね…笑
前日準備
出発は2022/9/24。
出発前日は荷物準備。購入してきた60Lの登山ザックに詰め込みます。
カメラはEOS R + RF24-105mm F4。
登山には欠かせないピークデザインのキャプチャー V3。綺麗な星の写真が撮れる可能性があったためManfrottoのBefreeアドバンスとレリーズも。撮影機材もきちんと持っていきます。
荷物は極力軽くするのが登山の鉄則なので、撮影機材も必要になるかどうかしっかり考えた上で持ち込みます。
1泊2日で瑞牆山・金峰山へ!
そして当日。新宿駅から中央線特急・あずさに乗車して韮崎まで直行!
およそ2時間ほどで韮崎駅に到着。初めて降り立った駅です。
近くに「ライフガーデンにらさき」というショッピングモールがあったので、ここで2日間の食事の買い出し。その後韮崎駅から出るバスに乗車し、さらに80分ほどかけて瑞牆山荘へ移動します。
前日に台風が来ていたこともあり、地面は結構濡れていました。今回の登山は足場が悪いかもしれないので、慎重に。
ベースキャンプとなる富士見平小屋へ
ここからは富士見平小屋まで移動し、テントを立てた後に瑞牆山へ。瑞牆山荘から富士見平小屋までは40分ほどかかりました。
初めての1泊登山でとてもワクワクしていたのですが、登山口からしばらくしてテン泊装備の重さに唖然としました。早くテントだけでもベースキャンプに置いて行きたい…
富士見平小屋に到着。テントを張れるスペースは結構広く、すでにテントがいくつか立ててありました。
またキャンプ場から歩いて数分のところに水場があります。ご飯を作る際や山に向けて出発する前に水が補給できるのは大変ありがたいですね。
瑞牆山へ!思いのほか斜度が険しかった!
サクッと昼食を食べた後、必要な荷物だけを小さいザックにまとめて瑞牆山へ。標高1800mから2230mの山頂まで登ります。
最初は山の麓まで下り坂を移動。台風の影響で水溜りがあったり川が増水していたり…登山道も中腹までは小川のように水が流れていました。
なお登山靴はゴアテックス素材のものを利用していたため、多少の水ならへっちゃら!こういう時にゴアテックスの靴選んでよかったと実感します。
そして途中から道が険しくなってきます。山頂に近づくにつれ斜面というより岩場に変わり、岩をよじ登る場所も。
体力には自信があったのですが、低山しか経験していない私にとっては結構しんどい山だなぁと率直に感じました。
山頂に到着!
そしてようやく山頂へ!積み重なる花崗岩でできた頂からは緑が生い茂る山々が広がっていました。
山頂付近はガスが多く景色が見え隠れでしたが、動画のように空は青空が広がって周囲の山も綺麗に見えました。登るのが台風の次の日で良かった!!
2000m級の山は初めて登ったのですが、標高が高いだけあって別世界のように感じました!日常から離れて、大自然の景色を眺めるのは最高ですね。
南東方向には、明日登る金峰山の山頂にある五丈石が見えました。明日はテント背負ってあそこまで行くのか…と考えると、少し心配になりました笑
帰りがけは綺麗な光芒が見れた!
下山開始したのが15時半過ぎ。日が沈んで暗くなる前にベースキャンプまで戻るために、少し駆け足で降りました。そして瑞牆山の麓まで戻ってきたのが17時前くらい。
ここからキャンプ場へ戻る時に、綺麗な光芒の景色に遭遇しました!!光芒は自然の中ならではの景色、慌ててカメラを構えました。
ふとした時にこういった自然の光景に遭遇するのが面白いとよく感じます。山の中は写真活動がかなり捗る。
金峰山に備えてキャンプ場で泊まり
消灯が20時半のため、夜ご飯を早めに済ませます。日が沈んでからは特にやることはないため、早めに就寝です。
9月とはいえ、キャンプ場は標高1800m。当然気温は1桁になります。
防寒対策として寝袋は必須です。快適温度が0℃くらいの寝袋があればOKですが、ダウンなどを着込めばもう少し高い温度のものでも大丈夫です。
まとめ:岩場が特徴的な登りごたえのある山!
今回は瑞牆山の特徴やアクセス、実際に登ってきた内容を紹介しました。
段差のある岩場を階段や鎖なしで登るポイントも多いため、大変登りがいのある山だと感じました!初めての1泊2日登山に挑戦したい方、初心者向けの山から1歩ステップアップしたい方にオススメできる山です。
次回は金峰山についての紹介と登ってきた内容についての記事になります!
今回は、以上!!