SONY FE24-70mm F2.8 GM Ⅱ レビュー!作例も紹介【最高峰の標準ズーム】
2022年6月10日に発売された「FE24-70mm F2.8 GM Ⅱ」。
Ⅰ型からの小型・軽量化と描写性能の向上により、大きな話題となりました。
価格.comのランキングでも上位に乗り続ける、非常に人気のレンズです。
- 前モデルから大きく進化したⅡ型
- 大三元と思えないコンパクトさ!
- 高解像度とボケ感を両立した最強のレンズ
- 高いけど絶対購入する価値のある1本
最近発売され人気を博してるα7Ⅳやα7RVを持っている方にこそ、ぜひ使っていただきたいレンズです!
最も使用する標準ズームだからこそ、妥協しない選択!
FE24-70mm F2.8 GM Ⅱの概要
FE24-70mm F2.8 GM Ⅱのスペック
レンズ構成 | 15群20枚 |
絞り羽根枚数 | 11枚 |
最小絞り | 22 |
最短撮影距離 | ワイド端:0.21m テレ端:0.3m |
最大撮影倍率 | 0.32倍 |
フィルター径 | 82mm |
最大径×長さ | 87.8mm×119.9mm |
質量 | 約695g |
外観:持ち運びしやすい大三元レンズとして進化
前モデルのⅠ型から小型・軽量化を果たしており、質量は約190gほど軽くなっています。
パッと見のサイズ感ではとても大三元レンズとは思えません。
従来のF4の小三元くらいの大きさです。
下の写真はα7RVに装着した様子。
ボディとレンズの大きさが丁度よく、バランスの取れた組み合わせです。
外に持ち運びたいと思えるサイズ感になっています。
FE24-70mm F2.8 GM Ⅱのポイント
圧倒的な解像度!写真を撮るのが楽しくなる美しさ
今回初めて大三元レンズを購入したのですが、
描写力は飛び抜けて綺麗です…!
語るよりも作例を見ていただけたら伝わるかと思います…!
AF速度が速い上に、中央部~四隅までバッチリ解像してくれます。
特に7R系のカメラなら高画素のメリットを最大限発揮してくれるレンズです!
最後に他の作例も紹介します!
大三元レンズとは思えないコンパクトさ!アウトドアでも活躍
筆者は登山をする際に、このレンズにかなり恩恵を受けていると感じます。
小三元と同等のサイズのため、山登りの際にストレスに感じることはありません!
どんなに光学性能が向上しても、誰しも小型・軽量は欲しいと感じるもの。
気軽にスナップ撮影したい方にとっても大きな強みになります!
軽さは正義!
F2.8で結構ボケる!
F4通しのズームレンズを使用してた頃より、やはり背景ボケが大きくなりました。
ポートレートを始めとした主題を浮かび上がらせたい時に便利です!
上の写真のようにイルミネーションの玉ボケも綺麗に写ります。
表現の幅が広がること間違いなしです!
F4より1段分多く光を取り込める点もポイントです!
ズームの重さ調整やボタンの割り当てが非常に便利
「SMOOTH」と「TIGHT」のスイッチでズームの重さを変更可能です。
使う人の好みや利用シーンに合わせて使い分けが可能です。
- SMOOTH:普段の撮影でサクサクとズームしたい時
- TIGHT:動画などでゆっくりとズームの演出をしたい時
またレンズ側面にフォーカスホールドボタンが2つ搭載されています。
好きな機能を割り当てられるため、非常に操作性に優れたレンズです!
私はAPS-Cクロップを割り当てて、すぐにクロップ機能が使えるようにしています!
価格は高い…けど買う価値アリ!
このレンズで迷われている方が一番気にするのは、やはり価格ではないでしょうか。
TAMRONやSIGMAなどのサードパーティも大三元レンズを出しており、そちらの方がコスパに優れることは間違いないです。
しかし純正だからこそのメリットもたくさんあります。
- 純正なので手振れ補正の効果が強く出る
- 特に動画のアクティブ手振れ補正
- AFがより爆速
- 細部まで見た時の描写力は1段上
価格に見合う価値は充分にあり、必ず「買ってよかった」と思える1本です!
FE24-70mm F2.8 GM Ⅱの作例紹介
まとめ:Ⅰ型から大きく進化した王道ズームレンズ!
今回はFE24-70mm F2.8 GM Ⅱを紹介してきました。
前のモデルから小さくなりつつも描写性能は向上し、多くの方に使いやすいレンズとなって登場したレンズです。
最も使用する標準画角だからこそ、最高峰のレンズを選ぶのは理に叶っていると思います。
写真や動画において妥協したくない方にはマストバイな1本として強くオススメします!
今回は、以上!!